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主に映画のあらすじと感想を書いてます。

アニメ『電脳コイル』メガネ型ウェアラブルコンピュータを駆使した子供たちが町の都市伝説に迫る話

 

 

Apple Watchやスマートウォッチといった時計型ウェアラブルコンピュータを使っている人が多くなりましたね!

腕時計を口元に持ってきて通話する姿にはまだちょっと違和感あるけど、そのうちそれが当たり前になってスーパー戦隊の変身バンドみたいに通話してる人たちだらけになるんでしょうね。

移動通信システム5Gが普及すると、映像を浮かび上がらせて映し出すビデオ通話もできるようになるんだとか(スター・ウォーズみたいですね〜)。

どんどん便利になっていく世の中、僕が中学生の頃見て憧れていた『電脳コイル』の世界になる日も近い!?

今回は、AR(拡張現実)が普及した世界に生きる子供たちの近未来SFアニメを紹介します。

 

電脳コイル(※ネタバレあり)

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監督:磯光雄

制作:マッドハウス

放送:2007年5月12日〜(全26話)

 

主な登場人物

小此木優子(ヤサコ)

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金沢市から大黒市へ引っ越してきた小学6年生の女の子が主人公です。

『電脳コイル』の世界ではメガネ型コンピュータが普及していて、電話やインターネットもメガネでできるし、メガネをかけていないと見えない電脳ペットも一般的になっています。

大黒市では町中のバグや破損したデータを自動的に修復するため、サーチマトンのサッチーという違法電脳体駆除ソフトが巡回していて、

ヤサコが転入した第三小学校の生徒たちが使う電脳いたずらアイテムにも反応してしまうため生徒たちにとっては厄介な存在です。

電脳いたずらアイテムはメガネの駄菓子屋、その名も「メガシ屋」で購入することができるのですが、なんとメガシ屋の店主はヤサコのおばあちゃんでした(通称メガばあ)。

メガばあは、メタバグと呼ばれる宝石のようなバグのかけらを組み合わせてメタタグ(いたずらアイテム)を作ることができ、メタタグを使って町のお助け屋「コイル電脳探偵局」としても活動しています。

 

天沢勇子(イサコ)

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もう一人の転校生です。どちらも名がユウコだったため、この子はイサコと呼ばれています。

その正体は暗号屋と呼ばれるハッカーで、メタバグの中でも特殊なキラバグを集め、何かを企んでいます。

キラバグは存在するのかさえ普通はわからない都市伝説で、大黒市には他にも、

メガネには思考に直結して操作できる「イマーゴ」というヤバい裏技があるらしい、

ミチコさんを呼びだすと願いを叶えてくれるらしいといった都市伝説が多数あります。

実はこの都市伝説は、過去に起きた事件にまつわる事柄で、子供たちは都市伝説を追い真実を知り成長していきます(大人にめちゃくちゃ迷惑かけながら)。

 

大黒市立第三小学校の生徒たち

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転入生のヤサコがはじめに仲良くなるフミエは勝気な性格の女の子で、生物部に属しています。

生物部の部長はハラケンというボケっとした男の子です。 2人とも生物部は仮の姿でメガばあのコイル電脳探偵局の一員として活動しています。

生物部と敵対する大黒黒客(へいくう)倶楽部のリーダー・ダイチは好きな子にイジワルしてしまうタイプの小学生(フミエのことが好き)です。

単に気に入らない相手にも電脳攻撃をしかけるのですが、イサコからは返り討ちにあい黒客リーダーの座を奪われてしまいます。

登場人物はほぼ小学生なので、教室で違法サイトを見ていると女子から「男子、そのサイトは見ちゃいけないって言われてるでしょ!」「うるせーな!」とか小学生らしい会話を交わしててホッコリするんですよね〜。

あとイサコがチョークで地面にハッカーの暗号を描いたり、メガネ修復の計算がお年玉何年分で考えてたり未来感と現実のチビッコ感の融合が絶妙なところも良かったです。

 

あらすじと感想:感触のない電脳ペットと子供たちにまつわる話が好きでした

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ヤサコが幼い頃にお祖父ちゃんからもらった電脳メガネをかけると、そこには一匹の犬型ペットマトンがいました。

名前はデンスケ。ちょっと間抜けな顔をしていて、気の小さい子。犬と同じように成長しますが、実際に触れることはできません。

デンスケはどんな感触なんだろう、どんな匂いがするんだろう。

 

電脳ペットの話で特に印象深かったのは、13話で大黒黒客倶楽部のデンパが首長竜型イリーガルと出会う話でした。

イリーガルはペットに感染したり危害を及ぼす新種のコンピュータウイルスなのですが、動物や人間の形をしています。

ある日デンパは道端で首長竜型イリーガルを発見、グッタリしていたのでイリーガルの好物であるメタバグを食べさせると回復し、

野良犬にコッソリ餌を与えるようにイリーガルにメタバグを与え続けているとみるみるうちに大きくなりました。

首長竜はこれまで人に害を及ぼすことは何もしていませんが、イリーガルはイリーガル。ウイルスなので違法電脳体駆除ソフトのサッチーに見つかり次第消去されてしまいます。

今いる空き地は管理ドメインの関係でサッチーは入ってこれないため安心できたのですが、空き地で工事が始まってしまい、住処がなくなってしまいました。

デンパはヤサコ・ハラケン・フミエと一緒にどこか別の場所へ首長竜を連れて行こうと計画します。

首長竜はバグの影響で黒い地面のみを移動でき、地面が黒でも日が差していると明るく見えるため生息できるのは日陰のみ。

条件の良い場所が見つかったので真っ暗な深夜にみんなで集まり計画を開始するのですが、邪魔が入ったりして日が昇り、デンパと首長竜のお別れがやってきます……

 

 

 

電脳ペットは成長してデータが大きくなると、サーバーに負荷がかかって壊れやすくなります。電脳体だからといって永遠の命ではないため、ヤサコのデンスケも他の子たちのペットにもいずれお別れがやってくるんですね。

ペットとのお別れは僕も経験したことがあり、とても辛かったですが、悲しみ以上に愛犬との幸せな思い出がいっぱいあります。

終盤で「メガネは危ないから」と保護者たちが子供のメガネを取り上げ「実体のあるものと触れ合いなさい」と言うのですが、触れ合いに実体も電脳体も関係ない気がします。

そんな幻のような存在でも、確かに飼い主には電脳ペットと過ごした年月の記憶がありますから。

あ、ペットの話となると長くなっちゃってすみません。

メガネ型ウェアラブルコンピュータを駆使した子供たちと町に噂される都市伝説の謎を描いた近未来SFアニメ『電脳コイル』、毎回でてくるペットたちも可愛いしオススメですよ!

 

Amazon Prime Videoにて配信中

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『電脳コイル』は2020年6月22日現在、Amazon Prime Videoを始め各種サブスクリプションサービスにて配信中です。

 

違法視聴サイトは利用しないようにね。先日見つけたこちらの記事を読んで改めて危険なんだよなあと思いました。