モンキー・パンチ先生死去 ルパン三世、僕の思い出

こんにちは！PPキャンディーです！

2019年4月11日、ルパン三世やジャッキー・チェン映画の日本版ポスターで有名なモンキー・パンチ先生が肺炎のため亡くなりました。驚きましたが「ファンでした…」とか「合掌…」とか書いても仕方がないので、今回は僕のルパン三世の思い出を書きたいと思います。

ルパン三世の思い出

最初に言っておきますと、僕はコアなファンではありません。少し前に次元大介というキャラクターが好きになり、フィギュアをちょこちょこ集めるようになったくらいです。

ルパン三世に興味を持ったキッカケは名探偵コナン

次元の魅力に気づいたのは大人になってからですが、思えば小学生の頃に学校から帰ってTVをつけるとルパン三世TVシリーズの再放送がやっていました。峰不二子か誰かが唄っていた「誰かさんと誰かさんが麦畑〜♪」が頭から離れず、翌日友達と唄いながら下校したことを覚えています。

小学生の僕ら的には、ルパンといえばちょっとエッチなシーン。時々やっていた金曜ロードショーの映画やTVスペシャルは、不二子ちゃんのオッパイが拝めるのではないかと思って見ていました(エッチなシーンがないカリオストロは子供の頃はあまり見ませんでいした)。

そんな僕が大人になると世はまさにアイドル戦国時代(言ってて恥ずかしいですね)。好きになったBerryz工房というハロプロのアイドルグループの中に名探偵コナンが大好きな人がいたんです。その人がキッカケで名探偵コナン漫画80巻くらいと劇場版を18作くらい2ヶ月で見ました。

途中から「また殺人事件か…」と救われない世界にため息をついたりしていたのですが、そうした中でルパンとコナンのコラボ作品に巡り会いました。

ルパン三世 VS 名探偵コナン [Blu-ray]

コナンと次元の絡みが面白かったりと特別感に溢れた作風も明るいとても良いコラボで、劇場版コナンも追いついたし、ルパン三世も見てみようかな〜ってのが大人になってからルパン三世に興味を持つキッカケでした。

Huluで配信していたからとりあえず見てみた

DVDを借りに行くのは面倒臭いですが、加入している動画配信サービスHuluで検索してみたらルパン三世作品がいっぱいあったので、とりあえずTVシリーズシーズン1から視聴を始めました。

そういえば小学生の頃再放送見てたな〜とか思い出しながら視聴していたら、あれ？全然コミカルじゃない…ルパンって最初はハードボイルドアニメだったことを知り衝撃を受けました。

ただ当時22歳くらいだった僕的にはその作風が身にしみて、特にルパンの相棒 次元大介の渋さに惹かれ 「こ、こういうオトナになりてぇ〜」という憧れを持つようになりました。

パート1とは違ってコミカル路線のパート2は、ちょっと話数が多くて飽きそうになりましたが、面白おかしい次元も愛くるしく「クールなのに笑いもとれるなんて…！」と一層好きになりました。

そして当時一人暮らしをしていた部屋には、いたるところにルパン三世グッズが置かれるようになりました。

長期出張の前にはカリオストロのスパゲティを作ったり、

新宿伊勢丹のコラボイベントを見に行ったりしているうちに、ルパン三世が大好きになりました。

ルパン三世シリーズとはまた違った格好良さのLUPIN THE ⅢRDシリーズも大好きで、2019年5月公開の次作「峰不二子の嘘」も前売り券購入済みです。

とまあこんな具合に、ライトなファンですが僕なりの物語があって、ルパン三世という作品が大好きになりました。好きな作品の生みの親が亡くなってしまったことは悲しいことです。
ただモンキー・パンチ先生の生み出したルパン三世というキャラクターは生き続け、これからも色んなキッカケからファンを増やし、ずっと愛されていくんでしょうね。モンキー・パンチ先生、ありがとうございました！

これからルパンを見たい方にオススメの作品

TVでカリオストロくらいしかみたことなかったけど、他の作品も見てみたいという方にオススメの作品を紹介します！

ルパン三世 PART IV Vol.1 [Blu-ray]

TVスペシャルは毎年のようにやっていましたが、2015年久々にTV新シリーズが放送！1話完結が多いパート1〜3に比べ、最近の作品のパート4､5はそれぞれ話に一貫した大きな流れがあるので続けて視聴しやすいです。テンポも今風なので、昔の作品に特に思い入れのない方はここから見てみてはいかがでしょうか(ハマったら過去作も見ましょう！)。

ちなみに僕の好きな回は第4話「我が手に拳銃を」です。次元メインの話で、銃を使わずに敵を倒す次元が渋くてめちゃくちゃかっこいいのです…！

www.kyuujitu-no-gosankouni.com

 広く知られるコミカル路線のルパンではなく、原作のようにハードボイルドな路線のオトナのルパン、LUPIN THE ⅢRDシリーズです。

「次元大介の墓標」は次元が雇われのスナイパーに狙われる話でケリのつけ方にグッときて、「血煙の石川五ヱ門」は若き日の五ヱ門の話で殻を破ってからの百人斬りに惚れ惚れします。

上映時間60分くらいと短く、どちらもNetflixやHuluで配信中なので加入している方はぜひ見てください。

より深く知りたいなら！オススメの書籍

ルパン三世アニメ全歴史 完全版

TVシリーズパート1〜3、TVスペシャル、OVAなど2011年まで40年間のルパン三世アニメ作品が完全網羅されているので、何話もあるアニメを全話見るのはシンドイから自分の好きそうな回をちょこちょこっと摘みたい人にオススメです！

アニメの元になった漫画版の回や、キャラクターの愛銃や腕時計などの所持品、乗っていた車も紹介されているので、僕みたいな詳しくないファンには必須の資料本です(先ほどのモンキー・パンチ先生のサインは、この本の1ページです)。

ルパン三世 単行本未収録作品集 (アクションコミックス)

原作本でオススメなのはこれ！現在ルパン三世＆新ルパン三世は文庫版が発売されているのですが文庫サイズなので小さく、原画が残っていなくて印刷物をスキャンした回があったりかなり読みにくいです。

このルパン三世　単行本未収録作品集はA5サイズで大きめなので見やすく、ルパンは元々1話完結の話のため途中から感がありません。コミカルなアニメ版とは違うハードボイルドなルパンが描かれる原作本、初めて読む方はまずはこれから読みましょう。