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トイレに置いておきたいオススメの文庫本

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こんにちは、PPキャンディーです。

皆さんは、毎日どのくらいトイレに行きますか?僕はウンコだけでも3回は行くことが多いです。

今朝トイレで、ウンコがなかなか出ない時のために何か本を置いておきたいなあと思い、どのような本がトイレで読むのに最適かを考えた結果、

  • 1つの話が数分で読み終わる
  • どのページから読んでも良い
  • あくまでもウンコをしにきたので、主張しすぎないサイズ感

この3点が重要なのではないかという結論に至りました。

今回は、自宅トイレに置いておきたいオススメの文庫本を紹介します。

 

 

 

ライムスター宇多丸の映画カウンセリング

ラジオのコーナーで、ランダムで当たった映画を自腹で鑑賞する映画評をやっていたり映画好きとして知られるラッパー宇多丸さんの著書です。

よくある映画考察本ではなく、一般の方々から相談を受けてその悩みにあった、その悩みを持つ人に今観てもらいたい映画作品を紹介し、解決したり前向きに進めるように導くといった内容です。

お悩みを抜擢させてもらうと、

「カツラを外すタイミングが分かりません!」

「片付けが苦手で床が抜けそうです」

「職場男性の女性蔑視に我慢ならない!」

「テレビのテロップや字幕、多すぎません?」

「花見シーンが見事な映画ありますか?」

「もっと感情豊かな人間になりたいんです」

「この世には価値があるのでしょうか?」

などがあり相談者に寄り添うだけでなく、時に厳しく正論を突きつけ(環境汚染や原発といった罪深い人間が作る世界、僕は就活もうまくいかない、自分も世の中も価値があるのかわからないという相談に、まず己の身勝手さを思い知らせてから、そこから成長して大人になるとはどういうことかを映画作品で説いてみせたり)

それぞれにしっかり応えている宇多丸さんの熱弁に、自分とは全然関係ない悩み相談にさえ魂を奮い立たされてしまいます。

目次は紹介した映画作品ではなくお悩み相談の内容がずらっと書いてあります。その時の気分でパラパラっとめくったところから読んでもいいし、目次をみて今の自分に当てはまる悩みから読んでみてもいい。

悩みが解消されたらトイレ後のスッキリ感と合わさって晴れやかな気分になることでしょう。

 

恋と退屈

パンクロックバンド銀杏BOYZ・峯田和伸さんのブログを書籍化した一冊です。

CDの宣伝をしたり、当時のメンバーとの出会いをアツく語っていたり、恋に落ちちゃいそうなカッコいいことを書いていたりするのですが、基本的には下ネタです。

中でも僕が好きなエピソードは、入院中に病院でベストプレイスを見つけオナニーしたことをブログに書いていたら看護婦さんに読まれていた時の話です。

2005.6.20

(前略)

五分もかからなかった。

僕は便所の壁にもたれかかり、あしたのジョーのように真っ白な灰になった。

蜘蛛の巣が張ってある窓には夕焼けが差し込みはじめていた。

初めてオナニーした時のこと、あなたはおぼえてるか。

今日のオナニーはあの時によく似ていた。

2005.6.23

最悪だ。

この日記の存在が一部の看護婦さんたちにバレたんだ。泣いてもいいよな?

なんかここ二日間ぐらい、僕もしかしたら笑われてる?みたいな錯覚があったけど、どうせ僕の髪型みて笑ってんだろうとしか思ってなかった。

(中略)

この先どのツラさげて病院歩けばいいんだ。もうあそこの便所は使えない。

だいたいこんな感じなので、ピンと来た方はぜひ。

 

 

 

ホワッツマイケル

マイケルというオスの猫ちゃんが主人公の1話完結の漫画です。

普通に猫としての日常回もあればファンタジーな回もあり、猫警察回では犯人を問いつめる緊迫したシーンにハエが飛んできて皆で追いかけてしまったりと、猫の習性ギャグが可愛くて面白いです。

「猫に小判」という言葉がありますが、猫に若い女性のパンティーを与えたらどういう反応をするのかという実験では、パンティーを嗅いだマイケルは砂でウンコを埋める動作をしたり、

よりによってマイケルの発情期にメス猫の赤ちゃんが我が家に仲間入りして、マイケルは我慢できずに飛びかかってしまい飼い主に怒られたり下ネタもあります。

 

架空OL日記

お笑い芸人バカリズム・升野英知さんがOLになりきって書いていたブログを書籍化した全2巻のブログ本です。

架空の仕事仲間との平凡な日々の出来事、架空の上司への愚痴を書いたりしています。

5kg太ったことを気にして久しぶりにジムへ行きご飯も制限、一緒にダイエットを頑張る後輩は昼食は何も食べず、夕食はとんこつラーメンを食べる愚行っぷりにツッコミを入れたりしていてクスっとします。ありがち。

 

バカリズムさん主演でドラマ・映画化もしています。感想ブログもよかったら読んでくださいね。

 

ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない

最初に紹介したライムスター宇多丸さん関連でもう一冊。

雑誌BLASTで2000〜2004年まで連載されていたボンクラ座談会をまとめた本です。2006,2010,2018年と書籍化文庫化される際にも集まっていてメンバーや世の中がどんな風に変わったかがわかります。

初めてのインターネット体験は家庭用ゲーム機ドリームキャストだった話(シェンムーのミニゲームで都内3位記録)、初めてインターネットのADSL回線を体験した話(めっちゃ早い!)、

当時の小泉首相からみるポピュリズムの話とか(共産党の志位とかルックスで損してるよな)、

高校の修学旅行に行く夢をみたらクラスに安室奈美恵がいた話(安室「あのさぁ、そっち行っていい?」)などなど何でもあり。

モテるとはなにか?という話では、「(恋人にしたい人は)外見さえ良ければ8割はクリア」という意見に対し「バカでも?」「超ナチズムでも?」「巨人ファンでも?」「そしたら巨人ファンになるよ」「超スカトロでも?」「それは喜びになれちゃうよ」などボントラトークが炸裂していて、メンバーのたわいもない会話に参加しているような楽しさが味わえます。

 

僕の平成振り返り(つまり人生の思い出)ブログもよかったらどうぞ〜。同世代なら共感してくれること間違いなし!