こんにちは!PPキャンディーです!
今回は、ゲームの悪役キャラクターが決められた役割を壊しヒーローになろうと奮闘する「シュガー・ラッシュ」です!
シュガー・ラッシュ(※ネタバレ有り)
主な登場人物
レック・イット・ラルフ
レトロゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役が本作の主人公です。「フィックス・イット・フェリックス」は住処を壊され怒ったラルフが、住処があった場所にできたマンションを壊し、プレイヤーはフェリックスとなってマンションを直すゲームです。ラルフは仲間はずれの悪役でいることを不満に思っていて、いつもみんなに囲まれてるフェリックスに憧れています。
悪役の会に出席後、自分のゲームに戻ると「フィックス・イット・フェリックス」のキャラクターたちがラルフ抜きで30周年記念パーティーをしていました。なんでだよと無理やり参加し、皆と仲良くしようとするも空回りしてしまいパーティーをぶち壊しにしてしまいます。
俺だってヒーローになりたいんだとラルフはヒーローの勲章であるメダルをもらって皆に認めてもらおうと他のゲームに入り込みゲームクリアを目指します。
ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ
レースゲーム「シュガー・ラッシュ」のキャラクターです。時々体にノイズが入ってしまうため、いちゃいけない存在と言われレースに参加させてもらえません。ラルフはメダルのためにヴァネロペがレースに出る手助けをします。
フィックス・イット・フェリックスJr.
「フィックス・イット・フェリックス」のヒーローで、魔法のトンカチでなんでも直す修理工です。ラルフがゲームからいなくなったことで「フィックス・イット・フェリックス」がオーナーから「うちのバアサンみたいにガタが来ちまった」と思われてしまい、故障中の張り紙を貼られてしまいました。このままではゲーム筐体が廃棄されてしまう!いなくなったラルフを追いかけます。
カルホーン軍曹
「名もなき惑星で、極秘実験が失敗し、おぞましい事態を招いた!」サイバグというモンスターを倒す最新シューティングゲーム「ヒーローズ・デューティ」のキャラクターです。
ラルフのせいでサイバグが違うゲームに侵入してしまい繁殖する前に倒さなくてはと「シュガー・ラッシュ」に潜入します。結婚式の最中に新郎がサイバグに喰われたという悲しい設定がプログラムされています。
感想:健気なヴァネロペと自分を変えようとするラルフを応援したくなる
「シュガー・ラッシュ」に出て来るゲームのキャラクターたちは意思を持っていて、人間の見ていないところで勝手に動き出すというところが「トイ・ストーリー」のゲーム版のようでした。
ゲームセンターが閉店すると、ストリートファイターのゲーム画面で闘っていたリュウとケンが「昇竜拳!ふう〜おつかれ。ケン、飲みに行くか。」「お前の奢りな。」といって画面から消えていき、コンセントからゲーム世界を繋ぐゲームセントラルステーションへ行くと様々なゲームキャラクターが交流をしています。
主人公のラルフは悪役の会に出席し、自己紹介をしながら悪役でいることが辛くなったと告白、自分のゲームに帰ってからも空回りしてしまうラルフがなんだか可哀想で応援したくなりました…ラルフのゲーム「フィックス・イット・フェリックス」のキャラクターは嫌な奴らなんだけど、レトロゲームのキャラだから動きがカクカクしてて笑えましたね。
ラルフは自分のゲームから飛び出しヒーローの勲章メダルを手に入れるため他のゲーム「ヒーローズ・デューティ」に入り込み連れ戻そうと追ってきたレトロゲームキャラのフィリックスが、最新ゲームのカルホーン軍曹を見た時の「あなたほど解像度が高い顔はみたことがありません…綺麗だ…」には思わず笑ってしまいました(まあ僕もPS4やった時は映像の綺麗さにビックリしました)。
そして「ヒーローズ・デューティ」から敵のサイバグを連れてレースゲーム「シュガー・ラッシュ」に入り込んでしまったラルフは、ゲームの不具合だと言われ除け者にされているヴァネロペと出会い、自分以上に酷い目にあっているヴァネロペを助けるためにも手を組みメダルゲットとレース出場のために一緒に力をあわせます。
シューガー・ラッシュはお菓子の国のゲームなのでメントスコーラのステージがあったり、ビアードパパが警備員やってたりして真剣な顔して「こちら、ビアードパパ」とか言ってるところは笑えました。
あとフィリックスが捕まった時に牢屋の柵を壊そうとトンカチで叩くと、なんでも直せる魔法のトンカチだから壊すどころか逆に柵が太く頑丈になってしまうゲームキャラクターの特性を生かしたギャグも面白かったです。
「ストリートファイター」や「ソニック」など実在するゲームのキャラクターがゲスト出演しているのも嬉しいし(しかもレディプレイヤー1みたいに殺伐としていない)Blu-rayの本編再生中に一時停止をすると、ゲームセントラルステーションに描かれたグラフィティがゲーム用語なんですよ〜とか小ネタの説明が始まるのですがそれがゲームの隠しコマンドみたいでグッと来ました(でも本当に一時停止したかったので、ああ…停止しない…と思ってしまいましたが)。
ゲームの特徴を生かした演出も良いし、物語もそれぞれの立場になって考えることの大切さを伝えていたりさすがディズニーだなって感じのとても良い作品でした!
シュガー・ラッシュ 4K UHD [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る