こんにちは!PPキャンディーです!
今回は、ディズニーピクサー「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」で知られるブラッド・バード監督の、ワーナー・ブラザーズでの作品「アイアン・ジャイアント」です!
アイアン・ジャイアント(※ネタバレ有り)
主な登場人物
ホーガース・ヒューズ
田舎育ちの活発な少年が主人公です。母子家庭で母親の帰りが遅い日に1人でモンスター映画を部屋で見ていると、外から物音が。テレビの映りが悪くなったのでアンテナを確認しにいくとジャイアントに食べられてしまっていました。
ホーガースはジャイアントと遭遇し、悪いロボットではないとわかると次第に仲良くなっていきます。
アイアン・ジャイアント
頭を強く打ったためか記憶回路が故障し、なんのためにアメリカに送られたのかがわからないロボット兵器です。電線に絡まって感電していたところをホーガースに助けてもらい、恩を感じています。
心優しいロボットなのですが、銃を向けられると防衛プログラムが働きレーザービームを放ちます。
ディーン・マッコーピン
スクラップ場のオーナーで、鉄を食べるジャイアントのために鉄くずと隠れ場所を提供してくれた理解者です。鉄くずでアート作品を作る芸術家の一面もあります。
ケント・マンズリー
政府の捜査官で、ソ連からの兵器が空から送り込まれて来たと決め込み、ジャイアントの捜査と破壊に固着します。
感想:心優しきロボット兵器の「なりたい自分」に涙
アイアン・ジャイアントはその巨大な見た目から人々に怖がられますが、心の優しいロボットなんです。ホーガースとの遭遇からロボットとの非日常的な日常パートまでをしっかりと描いているのでついつい2人に感情移入してしまいます。
寝る前に本を読んであげるよとホーガースがアメコミをいっぱい持ってきてジャイアントに説明している時の「スーパーマンも最初は君と同じだったんだよ。地球に不時着して、なにがなんだかわからずにいた。でも、正義のためにしかパワーを使わないんだ。絶対悪用しない。」
ジャイアントはスーパーマンのようになりたいと思うようになります。兵器ではなく、正義のヒーローに。「なりたい自分になっていい」劇中何度かでてくるこのセリフが作品テーマとなっていて、ジャイアントの決断と希望のあるラストに思わず涙がこぼれてしまいました。いい終わり方ですよね「待ってるよ」。
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Amazonレビュー「スーパーロボット大戦にでて欲しい」
「なんでだよ!笑」このレビューを見た時は思わずツッコんでしまいました。スーパーロボット大戦とは、ガンダムやマジンガーZなど異なる作品のロボットが集結して敵組織とガンガン戦うシュミレーションゲームなのですが、そんなゲームにでて欲しいとは、この方は一体「アイアン・ジャイアント」を観て何を感じたのか…
捉え方や作品の楽しみ方は人それぞれなので別に否定をするつもりはありませんが、僕は逆にジャイアントには戦わせないで欲しいと思うので、同じ作品を観て真逆の意見が出るなんて映画って面白いですね。
まあジャイアントは「レディ・プレイヤー1」に登場し、アバターとしてドッカンバッコン戦って戦場で散っていったので、巨大ロボットだし戦わせたいと思う人はいるんでしょうね^^;
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「バンブルビー」は、ほぼアイアン・ジャイアントでした。ただ、トランスフォーマーなのでガンガン戦います。ジャイアントに戦わせたいと思っている方にはオススメの作品ですね!!!