友達に「結婚したことを報告しないの?」と聞かれた。
僕は今年6月に結婚したことを、あまり知人に報告していない(コロナ禍でパーティーは開ないし、式も身内何人かで行なった)。
僕が結婚したことを知っているのは親戚の他に、普段連絡を取っている友達や、結婚式のムービー作成をお願いした友達だけ。
僕はあまり連絡を取っていない友達に「結婚した」とか「子どもが産まれた」とかそのような類をメールやLINEでわざわざ報告することに抵抗がある。
あまり連絡を取っていない友達に僕が「久しぶり!オレ、結婚したんだ!」とLINEを送ったら、「祝ってもらいにきたな」と思われないか不安だからだ。
先日、あまり連絡を取っていない友達から「二人目の子が産まれた」と急に連絡がきた。
僕は「祝ってもらいにきたな」と思ってしまった。
そして僕が結婚したことは伏せておいた。
「かぶせてくんじゃねーよ」と思われたくなかったからだ。
心から祝ってもらいたくても、タイミングを間違えれば台無しになる。
ちなみにこの友達は、僕の実家にいた愛犬と兄弟犬を飼っていたため、うちの愛犬が亡くなった時にその報告はした。
そしたらその流れで「子が産まれた」と報告された。
「かぶせてくんじゃねーよ」と思ってしまった。
個人宛に直接報告しなくても、SNSという手段もある。
「結婚したことを報告しないの?」と聞いてきた友達が「知り合いがたまにFacebookで近況報告しているのが好き」と言っていた。
知り合いがたまにFacebookで近況報告しているのは僕も好きだ。
元気そうな写真なんかが貼ってあるとホッコリする。
僕もたまにはFacebookを更新するのも良いかもしれない。
ただ、近況報告の中でも結婚を報告する人は決まってこう切り出す。
「私ごとですが〜」
僕はこの切り出し方を見ると「一般人が気取ってんじゃねーよ」と思ってしまう。
SNSなんて全て私ごとなのに何を言ってんだ。
だから僕は改まった結婚報告はしたくない。
できるだけ自然に近況報告の中に食い込ませたい。
「そういえばこの間、実家に帰りました」くらいの自然さで食い込ませたい。
他に報告できそうな近況はあるだろうか。
今月は誕生日を迎えて30歳になったから、そのことを書こう。
ただ「祝ってもらいにきたな」と思われたくないから、メインは趣味のことにしてみよう。
気付いたらだいぶ前に30歳になっていました。
最近は映画館に行くことも減り、家でNetflixばっかり見ています(そういえば去年〇〇へ引っ越しました)。
Netflixは映画だけでなくドラマも面白いのがいっぱいありますね。
僕は今『コブラ会』という、落ちぶれたオッサンがイジメられっ子たちに空手を教えるドラマにハマっています。
あと赤毛のアンの実写ドラマ『アンという名の少女』は妻と一緒に見ています。
30代もこんな感じで変わらず過ごすんだろうなあ。
読み返してみたら「スカシてんじゃねーよ」と思ってしまい、Facebookの更新もやめておいた。