こんにちは、あまきです。
「誕生日のお祝いに、ちょっと温泉でも行きませんか」と妻が企画してくれたので1泊してきました。
今回訪れたのは、ブックホテル箱根本箱。
我が家からは県内だけどちょっと遠い、ショートトリップに持ってこいの温泉地・箱根です。
箱根本箱に到着すると、壁にズラ〜っと本、本、本。
本好きの僕は、これだけでテンション上がっちゃいます。
新刊と古書、洋書あわせて約1.2万冊! 暮らしに彩りを添える6ジャンル、
「衣・食・住・遊・休・知」を中心に選書し、ラウンジやレストラン、
ショップなどとシームレスに「本のある暮らし」を提案します。
と公式ホームページにあるように、本がジャンル毎にいっぱい用意されていて、
ここのスペースは歴史、
大浴場の隣には海外の写真集(ウォーターサーバーもあったので風呂上がりに水飲んで座って休憩ながら写真集をパラパラっと見るのが楽しかったです)、
絵本コーナー、
漫画も少しあって、藤子・F・不二雄先生のどす黒い短編集『SF・異色短編』もありました。
館内いたるところに椅子があり、気になった本を手にとってすぐ座って読むことができとても居心地が良かったです。
一階でも、本棚の中でも、
2階でも、
階段の途中でも、どこでも座って本が読めます(コーヒーも無料で飲めます)。
人目が気にならないようなスペースもあり、とても気が利いているんですよ。
また、本は室内に持ち込むことができるので、室内でゆっくり時間をかけて読むことができます。
そして室内にも本が置いてあるのですが、
一室ごとにラインナップが異なるようです。
僕が今回泊まった一室は、中村獅童さんがセレクトした本箱のある一室でした。
一冊毎に選んだ理由の一言コメントが書いてあって面白かったです。
どんな本がセレクトされているのかは泊まってからのお楽しみです。
ちなみに室内にはテレビがないため、泊まっている間は読書に集中できるようになっています。
テレビがあると、なんとなく付けちゃいますからね。
そんな本に囲まれたホテルで、僕は何を読んだのかというと、
1冊目は『サ道 マンガで読むサウナ道』。
最近Huluで(アマプラでも配信中!)実写ドラマを一気見してどハマりした『サ道』ですが、
大浴場近くの温泉関連書籍コーナーに、原作漫画があったので即手に取りました。
クスクス笑いながら読んでいるうちにサウナ行きたくなること必須の漫画なのですが、
この漫画を置いといて箱根本箱にはサウナが無いのが罪深い……!
2冊目は『団地ともお』。
親戚の子(小学1年生)が『団地ともお』のアニメが好きと言っていたので、
今度会った時に話題にできるかな〜と思って原作漫画を読んでみました。
団地に住んでいる少年たちの日常がクスッと笑えて面白かったです。
『サ道』『団地ともお』……ノリが完全に漫画喫茶です。すみません。
僕は本を読むスピードが遅いし、
せっかくだから宿泊中に色々な本と出会いたかったから、
文字が多くて読むのに時間のかかる小説は避けて、
サクサク読める漫画や絵本、写真集をいっぱい見ました。
書店で見たことない本や、あっても普段なら手に取らないような本との出会いも良き体験ですね。
本以外だと、ショートフィルムが上映されているシアタールームもあり、気分転換することができました。
もちろん温泉も素晴らしかった。景色を眺めて、自然の音を聴きながらリフレッシュできました。
大浴場には硫黄泉の露天風呂があったり、室内には美肌の湯の露天風呂があって気持ちよかったです。
できることなら通いたいくらいの居心地の良さでした。
本と自然に囲まれたブックホテル・箱根本箱、読書好きの方はぜひ一度訪れてみてください。
箱根本箱
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491
WEBサイト:http://hakonehonbako.com/